1番の味方

ガチャ
「飛び降りてなにがしたいの?」
振り返ると、同じクラスの子がいた。
「何がしたい?意味がわかんない。皆私が死ぬ事を望んでるの。皆のためにしてるの。何かしたいわけじゃない。」
「少なくともうちは望んで無い。」
嘘。私がいなくなるのを望んでるの。私が死ねば…私が死ねば…
「良い事だらけよ!私が死ねば良い事だらけ!だから死ぬの。分かった?」
「わかるわけ無い。あんたが死ねばこっちは困るの。いじめの標的が変わる=自分がいじめられるかもしれない。って言う事。」
「だからなによ!私が死ぬのは私の勝手あんたに何言われようが、関係ないじゃない!」
そして私は、飛び降りようと前にななめった。
でも、なぜか落ちない。腕がちぎれそう。クラスの子が私の腕を掴んでた。
「人…の話聞いて…分からないの?」
私は一度元に戻った。重そうだったから。私は言った。
「あんたに私の事は一生わかるはずないの。あんたと私は別の世界にいるの。私に近づいちゃいけないの。」
「意味分からない。うちはあんたの事助けてあげようとしたのに。もう勝手にして!」
怒らせちゃった。私を助けるなんて。もう私の心は変わらない。
そして私はまたはしに立った。
「誰も私を必要としない。
誰も私を助けてくれない。
誰も私を生きてと望んでくれない。
誰も私を…誰も私を…」
本当に?
誰も私を必要としてない?
誰も私を助けてくれない?
誰も私に生きてと望んでくれてない?
いや違う。
奈那美先生は私を必要としてくれた。
クラスの子は私を助けようとした。
2人とも私に生きてと望んでくれた。
本当に死んでいいの?死んで良い事でもある?私は自分に問いただした。
あの子が言っていた事は正しい。私は一度に二度の失敗をするところだった。
あの子に謝らないと。私は走った。
ガラッバタバタ
「さっきはゴメンなさい!」
「うちは普通の事をしただけ。うちの名前は花井青宜しく。」
「私は笹野千波。宜しく!」
「あんた、最初の頃と比べて性格変わったね。」
前の私の性格。サッパリしてて、周りの事は興味ない。
今の私の性格。ちょっと積極的になった。かも?