ーーー邪独 -成幸side-
「まだ起きねぇのか?」
「あぁ。 ………なぁ、コレってあってる…のか?」
瑚太郎は小さく呟いた。
………何を今更。
ソファで寝ている女を横目で見て目を細めた。
………綺麗な女、っていうのが第一印象だった。
容姿も、纏う空気も。
きっと、この女は白冷に守られて綺麗な空気を纏えるんだろう?
………そんなもの、壊してやる。
族なんて、嫌いだ。
白冷自体に恨みはないけど、暴走族という括りには恨みがある。
さすがに関係もない女には良心が痛まない訳ではないけど、
怒りと恨みが勝ってるんだ。

