「………‼ 邪独だ‼」 千尋が叫んだ言葉に全身の血が煮えたぎってきた。 「………向かうぞ。 メンツに連絡しとけ」 「わかった。 先行ってて。 後で追う」 千尋はそう言ってその場でカタカタと打つにしては強めの力でパソコンを操作し始めた。 俺達は言葉通り、裏門まで千尋が回してくれた車に乗り込んだ。 由薇………‼ 拭いきれない不安は、車内を侵食するかのように満ち溢れていった。