「愛、てる……由、薇…」 らしくもなく涙を流した冷は私の後頭部を押さえて顔を近づけさせた。 柔らかく重なった唇はいつも熱いのに、今日は冷たすぎた。 カチャン え…… 「由薇、自由に、生きて……」 最後に微笑んだ冷はロックのあったピアスを壊して、私の耳から抜き取って… 私の手を握って息を止めた。