「全員、頑張ってるっつったろ? ここで謝るなら、動け。 自身の中の静まってる冷蝶でも、由咲でも、神夜でも。 全てを使ってでもこいつ等の痛みの代償を払え」 強く言い切った善さんに小さく頷いた由薇は目いっぱいの涙を流す前に拭き取った。 『千尋、パソコン貸して』 「いいけど……多分、こんなのじゃいい情報は取れないよ?」 『いい。 少しの情報で十分だ』 由薇は千尋のノートパソコンの電源をつけて強い目を見せた。 ……その美しい色と気迫がこもった瞳は いつも、儚かった。