『……‼』 「由薇? どうした?」 『……』 女はゆっくりとした手つきで首を触り、ごくりと喉を鳴らした。 首元に走った今までに無い悪寒を、女は間近に感じた。 「由薇?」 女に喋りかけた男に、女は安心したように微笑んだ。 『……何でもないよ……… 冷』 世界は廻る。 世界は変わる。