「あ、総長!」 いつもの呼ばれ方をして少し顔を上げると、幹部補佐の明と浩だった。 「お務めご苦労様です!」 二カッと笑った明とスッと頭だけ下げた浩。 対極的だからこそ、お互いのことを知れるってもんだ。 現在はもうそれは仲が良すぎるが。