『ーーーーぇ、総会…?』
「うん、この前話したよね?
紅玉、藍玉、蒼玉。」
由薇は食べていたリンゴを床に落とした。
「どーかしたか?」
呆然としている由薇に新しいリンゴを渡すと、はたと目を瞬かせて『何でもない、』と受け取った。
『……』
しゃく、と音をたてて口に含むリンゴをスローペースで食べる由薇を不思議に思いながらもソファに深く腰を下ろし直した。
『……私、帰った方がよくない?』
「んーん。
居てほしいんだ。 紹介するつもりだからさ。
ちょっとだけ居れるよね?」
……断定なのが千尋らしくて、怖ぇ。
瞬間的に由薇の頬が引き攣ったのがわかった。

