「では解散!」 そう言った理事長の言葉で体育館に居た生徒はぞろぞろと教室に戻っていった。 各教室の担任も出て行き、俺達のところに秋谷は来た。 「よし、お前等は柚紀のこともあるし帰れ。 宿題は子守に必死だろうし、免除してやるよ。」 二カッと笑った秋谷は由薇の頭を撫でて慌てて体育館を出て行った。 由薇は頭に手を置きながら小さく微笑んでいた。 俺達は秋谷の言葉に甘えて、啓さんと共に理事室に戻った。