十六夜~躊躇う~


一葉はたっ、と女の子と浪士に駆け寄った

一『ちょっと、そこのお兄~さん♪
こんな所でそんな子として恥ずかしくないんですか?』


一葉の雰囲気がガラリと変わった


浪「あ"ぁ?なんだてめぇは!!」

一葉は女の子の方に向き「逃げてください」と言った


女の子は困惑した顔で「えっでも」と言ったが
「早く」と言うと去っていった