能天気な声に頭が痛くなる。 …帰ろ。 ガタッと席を立ってその男の子の横をすり抜けようとした。 が。 「ちょっと待った!」 「なに」 「あんたと俺、帰る方向同じなんだ! 一緒に帰らね?」 その前にこの腕はなんだ。