そして私が地球に行く日になった。
私の家族、拓馬、和哉色んな人がきてくれた。
私以外にも地球行く人はいないみたい。
地球で亡くなってる方はいると思うけど
まだクローンができてないということだろう。
ぎゅっ
「えっ…」
私は突然のことで驚いた。
和哉が私に抱きついていた。
「ど、ど、ど、ど、どうしたの…?」
「必ず行くから…待ってろ…俺も行くから…」
「ありがとう…私は待ってるよ。」
私は泣かなかった。泣いたらまた行きたくないと思っちゃうから。
心配かけちゃうから。
和哉が地球にきてもその時に私はいないかもしれない。
私は和哉を抱きしめた。
「えっ…」
「和哉。私は和哉が地球にきた時にはもういないかもしれない。だからこのぬくもりを忘れたくないの…!」
「なんだよ…お前が死ぬ前に俺が行ってやる。そしてお前を守る。」
「ありがとう…和哉。私頑張るね!」
「おう…!」
そして私は皆と最後の別れをした。