そいつはやけにすっきりした顔。
オレは一瞬目を丸くしたが、
何もやってねえのに、
いきなり背負い投げって?!
頭にきたオレは、もちろんそいつを怒鳴った。
…ノニ。
やっぱり涼しい顔のまま、
オレを見てやがる。
・・・
「黙ってねえで、何か言えっつうの!」
「…(ニコッ)」
・・・呆れた。
「っておい!どこ連れて行く気だ?」
・・・
数秒のうちに連れてこられたのは、
近くの駅員室・・・
「あれ、杏ちゃんどうしたんだい?」
笑顔で近づいてきた駅員・・・
失礼極まりないこの女は、『杏』
という名前だと言うことが分かった。
オレは一瞬目を丸くしたが、
何もやってねえのに、
いきなり背負い投げって?!
頭にきたオレは、もちろんそいつを怒鳴った。
…ノニ。
やっぱり涼しい顔のまま、
オレを見てやがる。
・・・
「黙ってねえで、何か言えっつうの!」
「…(ニコッ)」
・・・呆れた。
「っておい!どこ連れて行く気だ?」
・・・
数秒のうちに連れてこられたのは、
近くの駅員室・・・
「あれ、杏ちゃんどうしたんだい?」
笑顔で近づいてきた駅員・・・
失礼極まりないこの女は、『杏』
という名前だと言うことが分かった。

