進むにつれ、木々の中は段々と暗くなる。 おかしい。 先が開けているのなら、木々がまばらになるか、明るくなるはずだ。 この先には別の出口はないのか。 僕がそう思った時だった。 目の前にコンクリートの壁が現れる。 行き止まりだ。 上を見上げても垂直のコンクリートが続くだけで、今の僕には到底登ることは出来ない。