マーブル色の太陽


それを聞くのは僕でいいのか?

僕である必要はあるのか?

他に仲良くなった人いるんじゃない?

その人に話してみれば?

そんな言葉が、頭の中に現れては消えた。

でも、僕は言わない。

みどりが坂木を選び、それがみどりの幸せならば、僕が何かを言う権利はない。