マーブル色の太陽



『まあ、いい。おい、よく聞け。ルールは2つだ』

「ルール?」

『ルールその1。誰にも言うな』

「誰にも……」

『ルールその2。命令は絶対服従』

「絶対……服従……?」

『さっきのアレ覚えてるだろ?』


『声』は、残酷な響きを残して消えた。