『おい。悪いこと起こすか?』 (は? 何言ってんだよ) 『ちょっと替われ』 (は? ……か、替われって…・・・な、何するつもりだよ!) 『お前は見てればいいんだよ!』 『声』の支配はもう始まっていた。 僕の目はみどりの立てた太ももに吸いつけられて離れない。 目を閉じようとしても、それすら出来なかった。