「は……?」 人の話を聞けよな、全く…… 思わずはぁ、とため息をついた。 「冬哉?ため息ついて……大丈夫?」 そんな声が聞こえて、リビングのドアに顔を向ける。 可愛らしいワンピースに身を包んだ侑梨が立っていた。 心配するように、不安そうに俺を見つめてくる。 「何もねぇよ。心配かけて悪かったな」