その瞬間、唇に当たった柔らかな感触。 ゆっくり目を開けてみると、さっきみたいに顔を真っ赤にする侑梨がいた。 「ご、ごめんね?私が冬哉のベットを間違って使っちゃったから…寝れなかった…よね」 何を言い出したかと思ったら、そのことか。 「そのお詫び……ってのもおかしいけど、朝ご飯作ったんだ」 俯いたかと思ったら、チラッと様子を窺うように見てきた。 瞳潤んでるし、上目遣いだし。 ………ほんと反則だよな。