「そんなぁ……」 背中に聞こえてくる侑梨の困ったような声。 一時、沈黙が続いた後。 「きっキスするから!こっち……向いて?」 恥ずかしそうにそう言う声に、顔がニヤけるのを我慢しながら侑梨の方へ向いた。 「ん」 「目つぶってほしいです…」 「……ほら」 真っ暗な視界の中、侑梨に近付いた。