「おはよ!……あれ?今日は何で玄関にいるの…?」


いつもは先に車に乗ってるのに。

まさか玄関にいるとは思わなくてビックリした。



「んなの──…侑梨に早く会いたかったからに決まってんだろ?」


耳元で囁くように言われて、

朝から真っ赤になる私。



「むぅ……冬哉ズルい…」


誤魔化すように口を尖らして冬哉を睨むと。