「みんなー!マフィンだよー!」 元気よくリビングへ入っていった果世の背中を見て、思わず笑みがこぼれる。 果世は小さい頃から親友で、そんな果世の大切な人───皐さんも大切な人。 もちろん圭くんだって。 「うまそーじゃん。さっきのって失敗作だったのかよ?」 意地悪そうに笑う冬哉。 そんな彼だって愛しい。