思った通り、リンゴのように顔を真っ赤にした侑梨。


そんな侑梨が愛しくて───…



唇を近付けようとした時。





「冬哉こそ覚悟しててよ?私の方が愛はおっきいんだから!」



───なんて言って。


柄にもなく照れてしまった。



侑梨には適わねぇのかな──。

そんなことを考えてしまう。



「じゃあ食べよ!いただきまーす!」



これからの人生、侑梨と2人で。


近いうちに増えるだろうけど──



侑梨を愛し抜くことは誓える。










【完】