すごい…運動神経いいんだなぁ… そういえば足も速いもんね。 私もスポーツは好きだけど、得意ってわけじゃないもん。 「侑梨?何ボーっとしてんだよ」 「へっ……」 急に腕を引っ張られて、気付けば冬哉の腕の中。 手にボールを持たされ、私の手に重ねるように冬哉の手が置かれた。 「今からシュートするからな」 「え、あの」 私もシュートするの!? 後ろから抱き締められたような体勢にドキドキして、やっぱり集中出来ない。