翌朝、退院をしたクミさんと一緒に食事や買い物を楽しむ。


これまで彼とのデートで我慢していたからと、ブランド物の店を軒並み歩き、気に入ったバッグやアクセサリーを買い、消費しまくる彼女。


これがある意味、ストレス解消なんだろう。


「イベリコ豚のローストだって、おいしそう! 」
「じゃあ、ここに入りましょうか? 」


レストランで食事をし、ワインを楽しむ真昼。


まるで奥様のようだ。


「クミさん、それだけ買うなら、次はセレブにしないと大変ですよ」
「分かってるわよぉー、さー、誰にしようかな」


お肉を噛む口元が、何とも言えずに可愛い。


口角上がってる、それは、凄く大事なんだよねクミさん。