チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです

一瞬笑っていたけど、あたしが叫んだことで、虎ちゃんの顔から笑みが消えた。


「はぁ?お前だっていつも似たよーなことやってんだろ?自分だけイイ子ちゃんみたいな言い方すんなよ」


嵐も……?


最低……あんなことを普通にできるなんて、どうかしてる。


「知るかよっ…とにかく、俺…帰るから」


あたしは立ちあがって、移動しようとした。






すると、虎ちゃんにすごい力で壁に押しつけられた。


「嵐……お前、どうした?大丈夫か?」


「大丈夫じゃないのはお前の方だろ!?あんなことするなんて……バカにしてる……」