チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです

弥生ちゃんのことさえ、すっかり頭から抜けてしまっていた。



今度は間違えずに、男子トイレへ……。



だけどやっぱりムリだから、あたしはトイレの前でしゃがんでいた。







……もぉヤダ、帰りたい。



何なの、コイツら。



大塚さんも大塚さんだよ。



あんな、いかにもなヤツとキスしちゃうなんて。



不意打ちだとしても、避けることはできたはず。



あれは完全に、受けいれてた。