「お兄ちゃんってなんだよ!?」



「乙葉と結婚したら、嵐が兄貴になんだろ?だから…」



「げ、やめてくれよ…」



「んあ?」



虎ちゃんの機嫌を損ねたのか、思いっきりニラまれた。



「いやっ、虎ちゃんが弟とかありえねぇ。虎ちゃんはずっと俺の兄貴だろ?」



「……ま、どっちでもいーわ」



せっかくノったのに、スルーされた。



虎ちゃんって、こーいうヤツだ……。



しかも、



「将来俺が乙葉を嫁にもらうからな。乙葉が他の男に走ったら、テメーのせいだ。そんときは…わかってるよな」



なんて、とんでもないことを言い始めた。



「は!?なんで俺の責任になるんだよっ」