「嵐ぃ~…寂しい」



「なっ、なにがだよ!?ひとりで寝ろって!」



そしたら虎ちゃんがニヤっと笑った。



「ガマンしてんなよ…今日は乙葉だよな?このままここで襲ってもいい?」



ひっ……バレてるし!


「いいわけないでしょーっ!!」



「密室でふたりっきりとか、こんなチャンス滅多にねぇから。しかも、学校でって……燃える」



「はぁ!?やっ……やめよ」



虎ちゃんはあたしの元まで飛んできて、壁にあたしを押しつけた。