チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです

「や…もぉ、また言ってる……」



「え?」



「その言い方…嵐でもあたしでも、どっちでもいいって聞こえるの」



それがあたしの悩みの種なのに。



そしたら虎ちゃんがあたしの両手をギュッと握った。



「そーいう意味じゃねぇだろ?中身が乙葉なら、どんな格好してよーがどうでもいいっつーこと。わかる?」



頭を撫でられ、あたしは軽く頷く。









「うん…わかった」



「かわいーな。やっぱ、今日返さねー」



「……えっ!?」