チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです

「そろそろ部屋ですんのもマンネリだろ?たまには野外……」



「キャーーーっ!!」



「おいっ……テメ…こんなところで叫んだら…」



あたしも思わず叫んでしまって、ハッと気がついたときには遅かった。











「コラーーーー!!お前、そこでなにしてる!?」



スーツを着た男の人が、公園の中へ走ってきた。



「やっべ……逃げろ」



虎ちゃんはあたしの手を引き、走りはじめた。