チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです

だって、入学式のときに嵐を女の子と間違えたぐらいだし。



それって、嵐に恋したってことで。



それであたしが女だったら、なにもかもがちょうどいいわけで。



あたしが嵐と双子じゃなかったら、好きにもなってもらえなかったもしれない。



うっ……泣きたい……。










メソメソしてると、虎ちゃんがあたしの顔を覗きこんでくる。



「おいおい…泣いてんの?いつもと全然違うな。俺は女じゃねーーーーっ!!ってかかってこいよ」



「だって……」