チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです

待ち合わせは、深夜の公園。



ここに来るまでは明るい道を通ってきたけど、やっぱり怖い。



早く、虎ちゃんに会いたい……。












公園の中に入ると、虎ちゃんがひとりでベンチに座っていた。



「お待たせ」



「おう…嵐、ひとり?」



「うん」



「そっか。まぁ、ココに座れよ」



いつになく落ち着いた虎ちゃんにドキドキしながら、隣に座った。



「乙葉のことなんだけど……」



ドキッ!!


もしかして、あたしのことで相談があったの!?