チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです

「あたしね……嵐にずっと憧れてた」



「えっ……」



「あたしと同じ顔の、全く別の人生を生きてる男の子。嵐みたいになりたいな、ってずっと思ってた。

女の子にモテて、やりたいようにやって。あたし、次に生まれるなら男の子がいいなって。そんな風に思ったこともあったよ」



「乙葉……」



嵐はあたしに申し訳なさそうな顔をしている。









あたしたちを襲ったヤンキーは、仲間を呼んでいるみたいでケータイで誰かと電話で話していた。



「ひとりじゃ勝てないけど……あたしたち、ふたりで頑張ればなんとかなるんじゃないかな」