チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです

ひぃぃーーーっ!


ヤンキーはあたしの胸倉をつかむと、そのまま道の端に投げとばした。


――ズサッ!


いった~い!!


膝、すりむいたし!


顔を上げると、ちょうど嵐がヤンキーと格闘しているところだった。


「やべっ……コイツ、強ぇ!」


「当たり前だろ!俺がこの辺を仕切ってんだよ」


後者が嵐ならいいんだけど、後者はヤンキーのセリフ。






「痛ぇっ!!離せーーーーっ。すんませんでした!!謝るからーーっ」


後ろ手に両手を拘束され、なんともアッサリ降参している嵐。


我が兄ながら、恥ずかしいわ。


男なら最後まで戦いなさいよーっ!