チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです

「好きでもないのに付き合って、空しい思いをすんのはアイツだぜ?俺が好きなのは、乙葉だけなのに」


ドキッ。


虎ちゃんの切ない瞳。


あたし、こう言って欲しかった。


付き合っていいよって突き離しても、それでもあたしが好きだって。







「お前も、ヒドい女だよな…。俺の気持ちを知っててそんなこというんだから」


「…………」


「マジでいいの?乙葉がアイツと付き合えっていうんなら、マジでそーするけど」



虎ちゃんは軽く笑って、あたしのお腹を軽く拳で小突いてきた。



「……そんなこと、できないくせに」