チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです

「いつもクラスでは目立たないけど、ニラみ方が尋常じゃないっていうか。ほら、あの前髪とメガネ。

実はヤンキーで、正体を隠すためにやってるんじゃないかって噂してたの」


あたしが、実はヤンキーだなんて!


そんなのあるわけないし!


ただ、人の視線から逃れたくてあぁやってただけなのに、そんなわけないじゃん!


だけど、この際そう思われてた方がいいのかな?







そんなとき、嵐があたしを見つけた。


「お兄ちゃんっ!」


げっ! 


嵐は乙女の顔をして、あたしの方へ一目散に駆けてきた。


うわーっ、こないでーっ!!


「お兄ちゃん、助けてっ!虎ちゃんに襲われちゃう!」


しかもなんであたしより、女の子らしいの!?


「お兄…ちゃ…ん?」


そしてあたしの格好をした嵐を見て、


隣にいた大塚さんが一番ビックリしていた。