チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです

途端に、大塚さんの表情が変わった。


「こんな強引なやり方、悪いと思ったんだけどさ。もぉ、自分の気持ちを止めらんなくて…」


「嵐くん…?」


今まで厳しかった大塚さんの目が、なんだか潤んでいる。


あたしだって、もぉヤケ。


嵐になりきってやる。


「会いたかった」


大塚さんを軽くハグすると、それだけでガチガチになっているのがわかった。






「大塚さん!その人誰!?」


周りの女の子たちが騒ぎだす。


「あ…あたしに会いに来てくれた…みたい。みんな、先生にチクッたら、わかってるわね」


大塚さんはニラみをきかせ、またすぐにトロンとした目をあたしに向けてきた。


「嵐くん…こんなの、困っちゃうよ…それに、あたしに会いになんて…」