チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです

聞いてないし!


っていうか、嵐…今彼女いたよね!?


なんで合コンなんかに参加するわけ!?


「お~いっ!驚くのは俺の方だから。まさか……忘れてたとは言わせねーぞ」



金髪があたしの襟元を軽く掴む。



「きゃあっ……」



「きゃあ!って、女みたいな声出してんじゃねーよ。

なんか、変だと思ったけど……お前、もしかして……」







嵐じゃないって、バレたらどうしよう。



怖いっ……。



恐怖のあまり、あたしはギュッと目をつぶった。