チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです

声のトーンを落とし、嵐に似せてみた。


風邪って言えば、それっぽくも聞こえる。


「マジで?昨日まで普通だったのになー。どれ、見せてみ」


ひぃっ!!


金髪が、あたしの視界に突然現れた。





切れ長の瞳に、長いまつげ。


スッとした高い鼻。


さっきの行動からして、鋭い目をしているのかと思えば、笑みを含んだような優しい瞳の持ち主。



嵐のカッコよさなんて比較にならないほど、整ったキレイな顔。