チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです

ヤバイ…絶対にヤバイ。



この金髪とだけは、絶対に目を合わせちゃいけない……。



あたしは両手を握りしめて、いつものように下を向いたまま俯きジッとしていた。



――ガタン。



「嵐ぃ~。おはよ」



……ウソ。



なにかの間違いだよね。





見たくないけど、少しだけ目線を動かすと……横目に金髪が見えた。



ひぃっ……!!


よりによって、嵐の友達なの!?