チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです

「とっ……虎ちゃん!?」


なぜか、虎ちゃんがヤンキーを締め上げてる。


もう学校始まってるよね?


どうしてココに!?


パニくるあたしを横目に、虎ちゃんは笑顔でヤンキーの腕をねじっている。








「いてーーーーっ!!」


「嵐~。俺って知名度低いな。こんな雑魚にも知られてないなんて」


「ちょっ……待て!!ギャーッ、腕が折れる!!」


「よ~く覚えとけよ?荻高一のヤンキーは、桃谷嵐じゃなくて俺だから」


虎ちゃんはどんどん力を入れていってるみたいで、ヤンキーの顔が痛みと恐怖に歪む。