チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです

「ケンカは…もう、しないことに決めたから」


「あぁ!?ざけんな。やられっ放しで終わるか!!」


ウソ~!!


車の周りをグルグル回って、必死で逃げる。


だけどすぐに追いつかれてしまった。


怖いよーっ!!


あたしはなすすべもなく、頭を抱えて蹲った。








嵐のバカーっ!!


素行が悪すぎる嵐と入れ替わるなんて、最初から無理があったんだ。


こんなことになるかもしれないって、あたしもどうして気がつかなかったんだろう。