あたしはケンカを横目に、ふぅと小さくため息をつく。



どうか、このまま…今日一日、あたしのことはそっとしておいてください。



そう、願うばかり。



いつケンカが終わるんだろうって思っていると……。



――バーン!!



と、勢い良く教室のドアが開いた。







なっ……なにごとっ!?