チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです

「お前に、そんなこと言う権利あんのか?」


嵐は冷たい視線をあたしに向けてくる。


「え……」


「人を好きな気持ちを、お前が阻止する権利があんのかって聞いてんだよ!!」


家にいるときはあたしに怒鳴ったりすることのない嵐が、本気で怒ってる。


怖いっていうよりも、なんだかショックだった。


嵐がこんなに感情的になるなんて思ってもみなかった……。






「嵐と付き合ったら弥生ちゃんがかわいそうだって思ったから……。ふたりは違いすぎるもん」


「違ったら…好きになったらダメなのかよ……」


「好きって……?」


「一目惚れだったんだ……」


嵐はあたしから顔を背けると、バツが悪そうに頭をかいている。