チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです

外に出たところで、嵐にヘッドロックされた。


ひっ……。


「テメー……ちょっと顔貸せや」


あたしだけにわかるようにドスのきいた声を出して、そのまま男子トイレへと引きずりこまれる。






「な……なに?」


「トボけんじゃねぇよ。弥生ちゃんから聞いたけど、俺には彼女がいるって言ったって?」


「そ……そうだよ。だって現に嵐、彼女いるよね」


「とっくの昔に別れたんだよ!!勝手なことすんな!」


嵐に胸ぐらを掴まれ、耳元で怒鳴られる。


そんな怒らなくても……。


あたしは弥生ちゃんを守りたかっただけなのに。