チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです

「アイツ、照れてやんの~」


っていうか、冷たくされたことに気がついてもないし!


「照れてるんじゃなくて、困ってるんだって。今日も、『行きたくないー』って言ってたからな…」


とりあえず、そういうことにしておこう。







そしたら虎ちゃんは笑顔であたしの肩を組んできた。


そして、あたしの耳もとに顔を寄せる。


ひっ……!


「お前、途中で弥生連れて消えてくれる?」


耳もとで囁かれ、ゾクゾクするけど、


それよりもっと、聞き捨てならないことが!