チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです

「とにかく、どっかで着替えるぞ。わかった?」



「…………」



あたしは無言で、嵐が次々に脱いでいく服を拾い、着ていく。










鏡の前に立ち、思わずため息。


うわぉ……カンペキ。


我れながら、カッコいい。


そして、嵐の乙葉も……。


「見て見て~。かわいい?」


わっ!!


女の子の表情で現れた嵐は、少しだけアイメイクを施し、昨日に増してかわいくなっていた。