チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです

ドアを開けたあたしは……その光景から目を背けたくなった。


ベッドに押し倒された嵐は、虎ちゃんと取っ組み合ってる。






「やーめーろーっ!!俺だっ、嵐だってーーーっ!!」


嵐は自ら暴露してるけど、虎ちゃんは全然信じてないみたい。


「はぁ、なに言ってんの?往生際悪いから。こんないい体してんのに、男なわけないじゃん」


虎ちゃんはあたしの胸に手をあてて……って、あたしじゃないっ!


嵐が作ったであろう、胸の膨らみを掴んでいる。


あぁ……なんてこと。