だって、まだ心の準備ができてないし、それ以前に下着とか…… 女の子にとってそういうことをするときっていうのは用意が必要で……。 って、言っても星哉は分かってくれないかも!? 「……――バーカ。冗談だから」 不安そうな表情が顔に出ていたのか、星哉はあたしを安心させるように頭を撫でてくれた。 「な、なんだ!冗談だったの~!」 「でも、そのかわりこれだけは許せよな」 星哉はそう言うと、あたしの首の後ろに手を回して優しくキスをした。